<人の役に立つ仕事?> 平成23年6月
 就職活動中の学生たちは今就職面接のまっさかりです。来年の今頃は皆社会人生活に慣れようとがんばっているはずです。面接で学生たちが言う言葉で気になる言葉があります。
それは「人の役に立つ仕事に就きたい」という言葉です。
 私が就職活動した20年前は、そんな言葉をいう学生は私のまわりにはいませんでした。
人の役に立つ仕事がしたいというのはとてもよいことだと思います。しかし、それでは残念ながら就職試験には合格は難しいでしょう。全ての職業は、人の役に立っているからです。肝心なのは、人の役に立つ仕事がしたいと思って、その上で何の仕事に何故就きたいのかということです。私が学生の頃は●●になりたいと皆言っていたように思います。
 なぜ銀行員になりたいのか、商社マンになりたいのか、公務員になりたいのか、旅行会社で働きたいのか、農業法人で働きたいのかを言えることが大切だと思います。
 介護業界になぜ入りたいのか、要介護高齢者の暮らしを守る介護サービスを自分がやりたいと思うかどうかだと思います。近年の学生は、本当に多くの学生が介護業界に興味を持って会社説明会に来てくれてうれしい限りなのですが、まず自分は介護サービスの仕事ができるかどうか体感することが大切だと思います。弊社では、1日インターンシップを行っています。1日デイサービスのご利用者さんたちとスタッフたちと一緒に過ごすだけですが、これで介護の仕事に自分が向いてないかどうかはわかります。書き方がおかしいと今思われた人がいると思いますが、介護の仕事に向いているかどうかは我々介護サービスのプロが判断させていただきます。もちろん弊社に仮に不採用になっても他の介護サービス会社に採用になる人は山ほどいます。それはその会社の採用戦略上、採用、不採用が決まるので必ずしも介護の仕事に向いてないと判断されての不採用とは限らないからです。
 話しを元に戻すと向いているかどうかはわからないが、向いてないかどうかはわかると言ったのは、1日デイサービスにいてインターンシップが終了したときに、楽しかったから明日もあさっても来たいなあと思ったならば、介護の仕事に向いていないわけではないでしょう。しかし、1日長かった、疲れた、明日また来てといわれてもつらいなあと思ったならばこれははっきりと介護の仕事には向いていないということになります。
 介護の仕事は1年365日24時間年中無休です。そして何年間も続くからです。
 どんな仕事に就くにしてもホームページや会社説明会の話しだけではなく、せめてその会社のお店や営業所などを見に行き、自分の仕事を少しでも体感することが仕事選びには大切だと思います。
 
                     
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